2024.07.10
¥250
冷たく光る凍える影 秘めた両手と崩れゆく牙
言葉はまだ役に立たない
風にあおられ 夢ははためき 轟くまぼろし
迷い込む旅人の形 繰り返すリズム Anymore
地図にはない 手すりもない 名前さえない
便りもない 待つしかない 誰も知らない
水に憧れ 夏は夕暮れ 心には花を
誘い合う人々の形 薄れゆくリズム
やってくる
私は橋だった 冷たく凍る
私は橋だった Anymore
戯れの春 秋を飛ばして 冬はうそ寒い
自殺志願 誘惑の神 破壊のシンフォニー
鳥の鳴き声 やがて足音 月の美しい夜
やがてくる その時を
落ちてゆく その時を
私は橋だった 私は橋だった
花も鳥も夢も風も水も役に立たない
ここらはいつでも凍えているが月は美しい
何もいらない 代わりならすべてがほしい
私は橋だった 橋だった
そのドアをくぐれ 知りたいと願え
貫かれるとも 寝返りをうて
私は橋だった 冷たく凍る
私は橋だった Anymore
何も Anymore
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16周年を記念して、カフカ楽曲群の中から、特に難解とされる楽曲「橋」をシングルカット版としてリリース。キャリアを彩る幅広いサウンドメイク、歌唱表現を、今現在に至るまで詰め込んだ「Tihs is SASAYAMA.」楽曲。
2023.12.13
¥250
わけもわからず裁かれる たとえばそう 犬のよう
ならば羽撃く蝶になれ 世界は夢見事 不条理
美しさを欲しがる理解者 立ち並ぶ理由
迷うなら本を読め 地図にはない扉の前
名前を持たない 確かな始まり
訳も解らず牙を剥け たとえばそう 犬のよう
抗うよりも罪であれ 世界は夢 其れは美しい
狂おしさに焦がれる 屋根裏では病は詰み
怪物たちは造られた 掟の中 殺戮される
選ばれた者は 痛みを持てない
理由も判らず愛される たとえばそう 花のよう
幸せならばすぐ笑え 世界は夢 そして狂おしい
訳も解らず牙を剥け たとえばそう 犬のよう
抗うよりも罪であれ 世界は夢 みごとな夢
理由も判らず愛される たとえばそう 花のよう
幸せならばすぐ笑え 世界は夢 みごとな罪
わけもわからず裁かれる たとえばそう 犬のよう
ならば羽撃く蝶になれ 世界は夢 見事 不条理
其れは美しい そして狂おしい みごと 不条理
2023.11.08
¥250
Acoustic な夜に膝を抱えてる 優しさの暴力性
生き急いで歩く街は 誰も彼も息苦しい
暗闇 立ち並ぶ Build-ing すきま風が恋しい
Clap your hands 狂ったようにdance
波のように繰り返す high and low
Upside down やっぱそうだろう
繰り返す繰り返す どこまでもどこまでも 続く
Acoustic な夜に耳が疼き出す 静けさの暴力性
Egoisticに夜を殴りつけてみても 足りないね
薄闇 炙り出す影は 何もかもが薄汚い
映りの悪い TeleVision バラバラにして片す
Step, ride on 捨てたPrideを
嘘みたいに掘り起こす ”Show Must Go On”
Shake me tender しょうがないって言ってんだ
繰り返す繰り返す いつまでもいつまでも 同じ
Acoustic な夜に膝を抱えてる 優しさの暴力性
Slap stick に気取って夜を歌っても なぜだろう ひとりきり
移り気な あの子の心を 誰かが縛り付けてやれたなら
ウソみたいなホントも ホントのコトバでニゴすウソも
全部全部 同じだろう
移り気な心を その心を体を涙を
この歌が縛り付けてやれるのなら ここにいればいい
夜が明けるまで 君が眠るまで 朝が落ちるまで 夜に溶けるまで
Acoustic な夜に 優しさの暴力性
Acoustic な夜に 膝を抱えている 僕たちの
やさしさの しずけさの 暴力性 Yeah
Acoustic な夜に膝を抱えてる 優しさの暴力性
2022.10.12
着地点はないこと いつも話してた 十年後なにしてる それもわかってた
隠した太陽 飛び込んだ衝動を 追いかけてきた 月を見つけた
夢になれ 愛を撃て 言葉ならいつもたやすい
夢を折れ 愛で撃て かけがえのない歌よ
燃やし尽くそうぜ 愛も 恋も 夢も 何も遅くない そうだろ
初めてのこと いくつ見落として 見過ごせるだけ 強くなってきたつもり
語らう後の 埋められぬ闇 星はいつでも 見えるだけ
夢を見ろ 愛を知れ 言葉なら いつも気安い
今を見ろ 恥を知れ かけがえのない 君よ
果たし尽くそうぜ 愛も 恋も 夢も 何も遅くない そうだろ
探し尽くそうぜ 愛を 何が変わっても そうだろ
燃やし尽くそうぜ 俺を 君を 何もかもがそう 怖くても
果たし尽くそうぜ 愛を 恋を 夢を 何も遅くない そうだろ
2022.07.27
¥250
物音たてては消えてく 煙草を燻らせて歩く
答えはどこへでも行ける その場を凌いでは踊る
ふわふわ 聴こえない声に リズムは足取りを選び
騒々しく囁く歌はいつも見慣れたほころび
灯りの消えない部屋を出て 雨の通り道へ
ひとりじゃ見えない傷を経て ふと目を凝らす
風に抱かれ 土にまみれ 遠くに見た夏の影
そう こんな雨の日
醜さ隠すなら上に 笑えば後ろ手を目指せ
思えばどこから来たのか などと君は笑って いった
灯りの消えない部屋の中 雨は通り過ぎた
ひとりでに止まるはずのない あなたと暮らす
風に抱かれ 土にまみれ 遠くに見た夏の影
そう こんな雨の日
2022.05.25
思考回路のぞきこみオーバー 探しものは其のまま
中身のないまんまのドロワー
とつとつと 後悔ばかりが牙をむき 針は十二時を指す
大体 秤にかけている さむい国 ここは流刑地
御託並べて取り出すジョーカー お召し物はお子様
叫びだしても居ないフォロワー
こつこつと 後悔ばかりで牙をむき 針は十二時を指す
相対ばかりで欠けている 眠い夢の中
書き記せ命 刻み込めドア 戯れのエゴ ひまわり
あぶりだせ 日々を刻み込むなら 開くのは罪の顔
夢の跡ばかり 数え始める 屍の群れ くちなし
あと何回 正体不明の夜が来て 針は十二時を超える
生涯無名で飾られる 素晴らしい夜 其処は流刑地
相対する相対 韜晦する正体
2019.08.21
¥250
愛し愛され憎しむ時代の先に 僕ら偶然に生まれ合ったのさ
星の数にも負けないほどの奇跡と 夢の数には叶わないほどの幸せと
わからない事で回るこの世界 わかりきった事ばかりの日々
重ね重ねた記憶のその片隅で 忘れられないものなら確かにそこに在る
覚えた言葉を 感じた心を いくつ塗り替えたなら 辿りつける
尽くし尽くされ育む時間の上に 僕ら必然に出会い合ったのさ
歳の数だけ無くしてきた喜びと 愛の数だけ見逃してやれた優しさと
どっちつかずのまま生きてきたから どちら側でもないまま生きてゆきたいから
奪い奪われるような繰り返しの中 伝えられないものなら大事にしまってる
大切な物を 大切な人を いくつ乗り越えたなら わかち合える
はじき出された螺旋の奥の奥 見えないままでも手を伸ばせ
旅立つ日々をいくつ見送って そこにいる意味は胸の奥の
全て 総べて
答えはいつでもすぐそばにあるはずと 綺麗な言葉を並べ立てている
醜さと肩を並べ歩く歩幅で 両の手に抱えきれるものこそ幸せと
そんなはずがないだろう そんなわけがないよな
望み願い続けるだけじゃ変わらない だけど それだけが確かな答えさ
溢れる皮肉を 満ち足りる暗闇を こぼれた光を 憧れた夜を
覚えた言葉を 感じた心を 大切な日々を ありふれた日々を
いくつ塗り替えてゆく 乗り越えてゆく 本当は なんて言うのなら
何を守る為の音だ 掴むための音だ 死なない為に生まれたわけじゃない
全て 総べて 超えて
はじき出された螺旋の奥の奥 見えないままでも手を伸ばせ
旅立つ日々をいくつ見送って そこにいる意味は胸の奥の
全て 総べて 越えて
はじき出された螺旋の外側の 見えないままの心でいい
旅立つ日々を全て刻むなら 引きずり出したその胸の奥の
全て すべてが 生きる意味だ
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「リビングオンザブルーズ」と並びたつ、SASAYAMA.マスターピースの双璧。オーケストレーションキャリアを含めて培った素養、携わった楽器のすべてを封じて、令和元年リリース、iTunes ブルース1位、Amazon MP3 J-POP39位にランクイン。
LOTR-004
2018.08.18
¥3000
SASAYAMA. 3rd Full ALBUM
-帯コメント
BLOG、Ustream、PODCAST、TwitCasting等、様々な画面越しに彩られ、十周年を迎えた灼熱の2018、夏!切っても切れない、たくさんの「SCREEN」を通して重ねられてきた楽曲たちを、一挙16曲収録!無数のソーシャルエンカウントから始まった全ての出逢いに感謝を込めて、それでは今夜も、どうぞお聴き下さい。
-映画館シネマスコーレ開催の「名古屋ライブスコーレ」より発売開始-
LOTR-003
2017.05.24
¥3000
SASAYAMA. 1st "HOMEWORK" ALBUM
-帯コメント
"高層 街の灯りはどれも 綺麗な ものに見えた 到底 叶わないならいっそ 上手に 隠すのだ" 大都会、ビル群の底。スパイクヒルズで出会う感情たちを軸に、シンプルかつセンシティブに切り取った今作。レコーディングは完全にマイク一本、プリミティブな手法で文字通り空気感ごと封じ込めた全15曲を収録。
2016.12.21 ※販売終了 ※artwork by anded
2016年の「年間毎月リリース」ラストを飾った一曲。後年発売の「SCREEN」着想につながる「画面越し」をコンセプトに、アートワークをanded氏に委嘱。PODCAST、TwitCastingといったライフワークプロモーションのみにも関わらず、iTunesブルース部門1位、Amazon MP3ストアでは総合ランキング60位というインディーズにおいては異例の上位ランキングとなる。