THE MO-RA CIRCUS HAS COME.
アーティストをアーティストたらしめるものは、ライブと作品だと思う。
歌い始めた頃から変わらず言ってきたことだ。
約3年前、あるサーカスを観た。
演者たちの技術や精神性は言うまでもないが、それ以上に。
関わるすべてが等しく強く主張しながら、美しく調和している作品性に、感動、をした。
その日から、カーテンの向こうに、よろしく、妙な衝動が頭を占めるようになった。
「幕は開けねばならない」
すでに生まれ、存在し、また「すでに自分の中で鳴っている」音たちが、静かにずっとこちらを見ている時間がある。
それでも形にしない理由やできない現実は無数の事実で、だから、私は時を待っていた。
ように思っていた。
しかしながら、きっとその多くは間違いや勘違いで。
すべき、ではなく、ただ、すればよかったのだろう。そう思えることが増えた。
届けることから遠ざかる衝動の胸ぐらをひっつかみ、形にするのに、数年をかけた。
はっきりいって消耗戦のようなこの時間は、とてつもなくしんどくて、途方もなく面倒で、だがひどく楽しかった。
作曲を誕生に例えるなら、編曲は子育てであり、リリースは送り出すことに似ている。
そしてまた、リリースとは完成ではない。届くようになるだけだ。
音楽たちは誰かと出会い、新しい意味を持ち、好きなように育つだろう。
そういうことを、たくさんしよう。
18周年を迎えました。
いつも楽しんでくれるファンの皆様、本当にどうもありがとう。
ライブは24日、西宮北口RJ&BME’Sにて「Bring Me HOME」周年ワンマンがあります。
作品は「ライラ2026」が本日リリースです。
19年目も、どうぞよろしくしてください。
